NPO浜松カウンセリングセンターの歩み

NPO浜松カウンセリングセンター

2017年06月04日 14:29

2017年10月には、活動35年を迎えます。
市民活動としての、足跡を振り返ってみました。

■「NPO法人浜松カウンセリングセンター」の歩み
1982年10月、「女性のためのカウンセリングルーム」として活動を始めました。1976年『国連婦人の10年』をきっかけとして1977年に活動を始めた浜松市の女性団体『浜松婦人懇話会』の学習講座でカウンセリングを学んだ女性たちを中心として発足した活動です。
1990年10月、「浜松女性のためのカウンセリングルーム」発足。スタッフは心理学と共に社会的な視点を持つことを大切にして、カウンセラー資格を取得し、『浜松婦人懇話会』から独立し、専門家集団として発足しました。
1983年9月から2010年8月まで、中日新聞にコラム『カウンセリングの窓』を掲載し、多くの女性たちの相談に応じました。
1989年から1992年には、県や市の海外研修派遣に応募し、主に北欧の先進女性関連施設や福祉施設を視察して、男女共同参画の視点を深めました。
2004年8月に、活動を広げるためNPO法人認定を受けました。
2010年子どもとの対応に困っている保護者の相談をきっかけとして、スタッフは「特別支援教育士」として研鑽を広げ、発達障がい、学習障がいをもつ子どもへの支援も始まりました。

■浜松市や静岡県、企業の助成を受けて発行した冊子は次のようです。
1988年10月『5年半の相談活動報告書』
1992年3月『女性の社会化とそだちあいを目指して』
1996年3月『女性のアイデンティティ確立にかかわる葛藤要因の調査』
1997年3月『女性のための紙上相談「悩みを自分でのりこえる」』
1998年3月『体験する・感じる・伝える』
1999年1月『見える見えない「偏見からの自由」』
1999年3月『「相談内容の関係性の分析」』
2000年3月『21世紀の女性と福祉』
2002年3月『イキのいい私に改造しよう~こころ・性・からだ』
2005年9月『「子育ても仕事も暮らしもみんな大切・報告書』
2011年3月『WAM助成事業「学習障がい児の学習と社会スキル指導」報告書』
2012年3月『WAM助成事業「学習障がい児の学習と社会スキル指導」報告書2』
2014年9月『ドコモ市民活動団体への助成事業「学習障がい児への学習支援と、市民の障がい理解と支援にむけての事業」報告書』
静岡県西部の女性たちが「女性の活躍する社会」をめざして学習を重ねた歩みです。残部数がありますので、関心のある方にはお譲りします。(送料はご負担ください)

■表彰
平成14年度「第1回静岡県男女共同参画社会をすすめる活動団体」
平成15年度「県知事表彰団体」
スタッフは、これからも、カウンセリングスキルだけでなく、キャリア発達や障がい理解等現代に必要な最新の知見を深めるよう、相互研鑽していきます。

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